「お気に入り」に追加のところで「オフラインで利用する」という項目がありますが、どういうことでしょう?
インターネット・エクスプローラ5でホームページ閲覧中に「お気に入り」メニューから「お気に入りに追加」を選ぶと確認画面が出ますが、その中に「オフラインで利用する」という項目があります。これは、次のような機能です。

 たとえば、朝日新聞のホームページ(http://www.asahi.com/)を開くと、主な記事の見出しが並んでいます。読みたい記事の見出しをクリックすると記事の本文が表示されます。読み終わったら見出しのページに戻って、次の記事をクリックするのが普通でしょう。しかし、これだと接続時間が長くなってしまいます。見出しのページとリンクされている本文のページをパソコン(ハードディスク)に取り込んで、接続を切ってから記事を読めると便利だし電話代も節約できます。これが「オフラインで利用する」ということです。

 この機能を使うには、「お気に入りに追加」するとき「オフラインで利用する」の前にvを付けます。そして「カスタマイズ」をクリック。「オフラインお気に入りウィザード」が開くので「次へ」。中ほどの「このお気に入りにはほかのページへのリンクが…」がポイントです。

 「お気に入りに」追加するページだけをパソコンに取り込めればいいのなら「いいえ」のままで「次へ」を押します。前述の見出しページと本文ページのように、リンク先もいっしょに取り込む場合は「はい」に●を付けて「このページからダウンロードするリンクの深さ」を「2」にします。本文中にもリンクがあって、そのリンク先も取り込みたい場合は「3」にします。「次へ」で進むと「同期方法」の設定と「パスワード設定」が出ますが、とりあえず初期設定のままでいいでしょう。

 「完了」を押すと「お気に入りの追加」に戻るので「OK」で閉じます。すぐに「同期化中」という画面が出て、そのページとリンク先の読み込みが始まります。「同期化」が終了したら、接続を切ってもリンク先まで開くことができます。しかし、ホームページは更新されるもの。「ツール」メニューから「同期」を選ぶと、また最新の内容が取り込まれます。

 さて、こう書くと便利な機能のような感じですが、実際に朝日新聞のホームページをリンクの深さ「2」で取り込むと、とても時間がかかります。というのも、すべての記事本文はもちろん、画面左側の関連項目のリンク先まで取り込むためです。主な記事を拾い読みする程度なら、つなぎっぱなしの方が電話代が安いかもしれません。最初は、リンク先の少ないページで試してみることをすすめます。




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