日本語入力ソフトに単語や用例の登録機能があります。登録は問題ないのですが、不要になって削除したはずの単語がいまだに変換候補として表示されます。
日本語入力ソフトの単語登録機能は、普通は変換候補として出てこない特殊な用語などを、自分で追加登録して確実に変換できるようにするもの。この機能は、どの日本語入力ソフトにもあります。
 以下、武田さんが使っているMS-IME97の場合で説明しますが、MS-IME98でも同じです。まず単語を登録するには、通常画面右下あたりにあるツールバーの辞書の絵のボタン(単語/用例登録)をクリックします。すると登録画面が出るので、「読み」にひらがなを、「語句」に変換後の文字を入れ、「登録」ボタンを押せばOK。語句の欄に英数字を入れてもかまいません。たとえば「うぃん」と入力して「Windows98」に変換するようなこともできます。
 登録した単語を削除するには、「単語/用例登録」画面で「辞書ツール」ボタンを押します。新しく開いた画面で「単語の一覧」から削除したい単語を選び「編集」メニューから「削除」を選びます。
 この画面で、登録したはずの単語が表示されない場合は、「ツール」メニューから「抽出」を選びます。新しく開いた画面の左下「登録の種別」で「登録単語」と「学習単語」の両方にvを付けて「抽出」を押してください。辞書ツール画面に戻ると、より多くの単語が表示されているはずです。あとは前述の方法で、不要な単語を選んで削除してください。
 なお、これでも削除したい単語が見つからない場合は、別の日本語入力ソフトが使われていて、そちらの辞書に単語が登録されている可能性があります。特にワープロソフト一太郎を使っている場合、ATOKという日本語入力ソフトが使われている可能性が高いので、そちらも確認してみてください。ATOK12の場合、辞書ユーティリティという機能で削除できます。具体的な操作方法は、ATOKのヘルプ機能を参照してください。




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