引っ越しをします連絡・変更が必要なのは何ですか?
 住所変更の連絡先は、意外にたくさんあります。パソコンメーカー、ユーザー登録しているソフトメーカー、周辺機器メーカーに住所変更の届け出をしてください。これを怠ると、バージョンアップ(改版)などの連絡が届かなくなります。変更手続きは、電話で済むところもあれば、郵送またはファクス送信が必要なところ、電子メールやホームページでできるところなど様々です。一覧表を作って、漏れがないようにチェックしながら連絡するといいでしょう。
 インターネットを利用しているなら、契約しているプロバイダー(インターネット接続業者)への届け出も必要です。ただしこれは、ほとんどの場合そのプロバイダーのホームページで手続きできます。なお引っ越しをしても、電子メールのアドレスは変わりません。
 次にソフトの設定ですが、特に変更すべき点はありません。ただし電話の市外局番が変わる場合は、インターネット接続の電話番号を最寄りのアクセスポイント(電話をかける先)に変更しましょう。引っ越し先の近くにアクセスポイントがない場合、別のプロバイダーに乗り換える方が安くなる可能性もあります。もちろん、市外局番が変わらない場合は、この変更は不要です。
 それと電話の割引サービスなどを利用している場合も注意が必要です。特に夜間定額で使えるテレホーダイは、接続先の電話番号を指定しないといけないので、必ずNTTに連絡してください。
 日本国内の引っ越しなら、パソコン本体の設定変更も不要です。ただし海外へ行く場合は、国によって電圧が違うので注意してください。本体に115Vと230Vの電圧切り替えスイッチがあるパソコンは多くの国で使えますが、切り替えのない機種は国によって使えないことがあります。ノートパソコンだと、AC電源アダプターの交換が必要な場合があります。いずれにしても、説明書を読んだりメーカーに問い合わせたりして事前に情報を集めてください。また、国内製のパソコンは、ほとんどの場合、外国ではサポート対象外になります。

 


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