メールアドレスはパソコン１台につきひとつなのですか？
メールアドレスは、電子メールを利用するために必要な住所・氏名のようなもの。しかし、一人で複数のアドレスを取得することもできるし、複数のアドレスを１台のパソコンに設定して使い分けることもできます。
複数のメールアドレスを取得する方法として最も単純なのは、複数のプロバイダー（インターネット接続業者）に加入することです。この方法だと、加入した数だけ料金がかかります。しかし複数のプロバイダーに加入して、仕事用と個人用といった感じで使い分けている人は意外に多いように思います。
また最近は、無料または低額で追加のメールアドレスを発行してくれるプロバイダーも増えてきました。複数のプロバイダーに加入するより、このほうが手軽だと思います。申し込み方法や料金は、それぞれのプロバイダーに問い合わせてください。一般のプロバイダーとは別に、無料でメールアドレスを提供している業者もあります。ただし、利用するには別途、通常のプロバイダーに加入している必要があります。また、使用料の代わりとしてアンケートに答えたり、広告メールが送られてきたりする場合もあります。
一人で複数のメールアドレスを使うには、インターネット・エクスプローラに付属のアウトルック・エクスプレスのように、複数のメールアドレスを設定できるメールソフトを使いましょう。また、家族で一台のパソコンを共有するには、先ほどのアウトルック・エクスプレスにメールアドレスを一つだけ設定し、もう一つのメールアドレスをネットスケープ・コミュニケータ付属のメッセンジャーというメールソフトに設定して別々に使うのが、最も確実です。どちらのソフトも無料配布されています
会社や学校から割り当てられた電子メールアドレスがあって、その他に個人用のアドレスを設定したいという人もいると思います。この場合、会社や学校のパソコンに個人的なメールアドレスを設定していいか、パソコンを管理している部署に確認してください。技術的な問題や規則で、設定できない（してはいけない）ケースもあると思います。