CD-ROMドライブを交換してもらったら、何もしなくても1秒おきくらいにCD-ROMではなくハードディスクのアクセスランプが点滅します。メーカーからは「こういう現象が起きることがある」といわれましたが本当ですか?

 渡辺さんのパソコンは、NECのラヴィNXLV16CWSです。NECに聞いたところ、次のような回答がありました。
 まず、このパソコンには数種類のCD-ROMドライブを使っている、そのため交換前と後でCD-ROMドライブが異なることがあるそうです。次に、ハードディスクとCD-ROMドライブは、データを送受信するケーブルを共有しています。現在、大多数のパソコンがこの方式です。
 先月号のQ&Aでも説明したように、現在のCD-ROMドライブは、CDが入っているか自動的に確認する機能があります。そして一部のCD-ROMドライブは、この機能が働いているという確認の信号を、前述のケーブルを通じて流しているそうです。ところが一部のハードディスクは、その信号に反応してアクセスランプを点滅させてしまうのだそうです。しかし、データの読み書きはしていないとのこと。
 つまり交換によって、たまたま信号を出すCD-ROMドライブと、その信号に反応してしまうハードディスクの組み合わせになったわけです。NECによれば、最初からこの現象が見られる製品もあり「そのまま使って問題ありません」とのこと。かなり希なケースだとは思いますが、確かに起こりえることではあります。
 どうしても気になるなら、CDの自動再生機能を切る方法があります。




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