MMXペンティアムやペンティアムUなどがありますが、ではMMXペンティアム233とペンティアムU300ではどちらの性能が上?
 また、数字はなぜ半端なの?。

MMXは、パソコンで音や映像を効率よく扱う技術です。ペンティアムが開発された当初にはなかった技術ですが、97年の春頃からMMX対応のペンティアムが普及しました。ペンティアムUは、ペンティアムを全面的に改良したCPUで、最初からMMX技術に対応しています。ですからペンティアムUの方が高性能です。
 後ろの数字はクロック周波数といって、CPUが計算などの作業をするテンポを表し、数字が大きいほど高性能です。「233」などの数字は一見半端ですが、正確には233・33……のことです。
 パソコンの中では、常にデータが行き来しています。その基本となるテンポをベースクロックといって、ここ数年は66MHz(66・666……MHz)です。そしてCPUは、ベースクロックの数倍で動きます。例えば、200MHzなら3倍、233MHzなら3・5倍です。ただし最近は、ベースクロックが100MHzに変わりつつあります。例えばペンティアムU400MHzは100×4倍です。

 


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