ワードとエクセルは何を意味する言葉ですか?

どちらも、パソコンでよく使われているソフト(ソフトウエア)の名前です。よくいわれるように、パソコンは機械だけでは役に立ちません。パソコンを動かすソフトを組み込んではじめて、いろいろな目的に使うことができます。ソフトを自分で作る必要はありません。たくさんの種類のソフトが売られていたり、パソコンに付属しているので、普通はそれを利用するだけです。なお、プログラムという言葉もありますが、ほぼソフトと同じ意味と考えてもらってけっこうです。
 ソフトは、大きく分けて二種類あります。まずウィンドウズ95や98、マックOSのような基本ソフト(OS)と呼ばれるもの。これは、パソコンそのものを操作するために必要なソフトで、どんなパソコンにも必ず入っています。
 もう一つは、アプリケーション・ソフトと呼ばれるもので、こちらは目的に合わせて使うソフトです。例えば、パソコンで文章を書きたいと思ったら、ワープロソフトを呼び出し(起動し)ます。そうするとパソコンが、文書作成の機械として使えるようになります。あるいは、画像処理ソフトを呼び出すと、パソコンで絵を描いたり、写真の修正や合成ができるようになります。家計簿ソフトを呼び出せば家計簿をつけることができるし、ゲームソフトを呼び出せばゲームを楽しめるという具合です。
 アプリケーション・ソフトは、何種類でもパソコン(ハードディスク)にインストールして(組み込んで)おいて、必要なときに呼び出して使うことができます。
 さて「ワード」ですが、これは代表的なワープロソフトの一つです。つまり文書作成に使うアプリケーション・ソフトです。「エクセル」は表計算ソフトと呼ばれるものです。ものすごく多機能な集計用紙のようなもので、一覧表を作ったり見積書を作ったりするために使われています。どちらもウィンドウズと同じくマイクロソフト社の製品です。このほか、ワープロソフトでは「一太郎」(ジャストシステム社)が、表計算ソフトでは「1-2-3」(ロータス社)も有名です。




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