モニター表示色を、「High Color」もしくは3万2000色に設定する方法を教えてください。
パソコンは、画面表示に使う色数を変更できるようになっています。ワープロソフトや表計算ソフトを使うときは、どの色数でも特に問題ありません。しかしCD-ROMを鑑賞する場合は、指定された色数に設定しないと、写真が美しく表示されないことがあります。動きのあるゲームを楽しむ場合も、指定された色数でないと動きがギクシャクしたりします。
ウィンドウズ・パソコンの場合は、画面の背景部分を右クリックするとメニューが出るので「プロパティ」を選んでください。「画面のプロパティ」が開いたら「ディスプレイの詳細」を選びます。カラーパレットという項目で、256色、High
Color(16ビット)、True Color(24ビット)を選ぶことができます。High
Color(16ビット)は6万5536色、True Color(24ビット)は約1677万色に相当します。
色数を変えると「デスクトップ領域」という項目が連動して、表示できるピクセル数(解像度)が変わることがあります。これはパソコンの画像表示能力の問題で、色数を減らすとデスクトップ領域を大きくできます。逆に、デスクトップ領域を小さくすると色数を増やせます。「画面のプロパティ」を閉じるとき、変更内容によっては再起動が必要な場合があります。
マッキントッシュの場合は、画面左下のコントロールバーを開き「モニタ階調」と「モニタ解像度」の組み合わせで調整できます。色数は、256色、3万2000色、1670万色です。CD-ROM鑑賞には3万2000色を使ってください。