将来、ホームページ作成の仕事をしたいと思っています。市販の素材集や雑誌添付の素材集などは、個人ホームページ以外でも使用可能でしょうか。アクセスカウンターにも著作権があるそうですが。

素材集は、イラストや写真、ホームページやマルチメディア作品などに使うボタンなどの部品、効果音などを集めたものです。市販の素材集には、一般のソフトと同じように箱入りのものと、CD-ROM付き書籍として売られているものがあります。画像ソフトなどを買うと、オマケとして付いている場合もあります。
 利用できる範囲は素材集によって違うため、外箱や説明書に記載されている説明を読む必要があります。基本的には、著作権はソフトメーカーや出版社に帰属します。ユーザーは、そのソフトや書籍を買うことで、画像や部品を使う「使用権」を得ることになります。年賀状や引っ越し案内、個人ホームページなどに使う場合は、基本的に制限はありません。
 広告やチラシ、企業のホームページなどに使う場合は、制限を受ける場合があります。しかし最近は、こうした「商業利用」が可能な素材集も増えています。ただし素材集に納めれれてる素材を、コピーして転売することはできません。
 ホームページのアクセスカウンター(訪問者数を表示する部品)は、サーバー(データを蓄積しておくコンピュータ)によって技術的な制限があります。個人ホームページに設置できるのは、基本的にプロバイダーが用意しているカウンターだけです。企業などのホームページを作成する場合も、そのサーバーに対応したカウンターを使わなければなりません。

 


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