ハードディスクの空き容量が100MBを切ったら黄色信号?


ハードディスクは、ソフトやデータを保存しておく装置です。NECのPC-98シリーズのパソコンは、ハードディスクがAドライブとBドライブに分かれているそうです。そして現在、Aドライブの空き容量が77・6MBとのこと。
 使い方にもよりますが、およその目安として空き容量が100MBを切ったら「黄色信号」といえます。ウィンドウズ95が入っているドライブは、なるべく余裕を持たせておくほうが安心です。というのは、ソフトを組み込むたびに、「Windows」というフォルダに自動的にいくつかのファイルが書き込まれ、少しずつデータ量が増えていくからです。ただし、100MBを切ったからといって、パソコンが壊れたり使えなくなることはありません。
 実際のところ、空き容量が20MBを切るくらいになると動きが不安定になってくるようです。そうなる前に余分なデータを削除したり、ほかのドライブに移したりして、できる限り空き容量を増やしましょう。
 このの場合、まだBドライブに空きがあるそうなので、これからソフトを追加する場合は、Bドライブに入れるといいでしょう。ソフトやデータは状況に応じて、どのドライブに保存してもかまいません。
 現在、Aドライブに入っているデータで、自分で作ったファイルはBドライブに移動しても大丈夫です。ただしAドライブに組み込んであるソフトのファイルをBドライブに移すと起動できなくなる可能性が高いです。どうしても移したいときは、一度ソフトを削除して、Bドライブに再インストールしてください。Bドライブもいっぱいになってきたら新しいハードディスクを追加する方がいいでしょう。
 98以外のウィンドウズパソコンだと普通、ハードディスクはCドライブだと思います。ですからCドライブの空きが少なくなってきたら、ファイルを削除したり、ハードディスクを増設してください。マックの場合も同様です。また、一枚の容量がフロッピーの何十枚分にもあたるMO、zipといった大容量メディアにデータを移すのも有効です。





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