アプティバJ33を使っています。スタートメニューの「Windowsの終了」の上に「サスペンド」がありますが、どう違うのですか。
サスペンドで終了すると次回の起動時間も短く、電源を切ったときの状態を保存しているようなので、こちらの方がいいような気がします。
サスペンドを使っていると何かまずいことがありますか。


「Windowsの終了」だと、パソコンを完全に終了します。「サスペンド」は、一時中断の状態にします。ウィンドウズ95の標準機能ですが、どのパソコンでも機能するわけではありません。対応していないと「スタート」メニューにないこともあります。  サスペンドにすると、画面が消えてパソコンがほとんど休んでいる状態になります。質問にあるとおり再起動は普通より速く、中断する前の状態も残っています。復帰方法は、電源ボタンを押す機種もあれば、マウスを動かしたりキーボードのキーを押すだけの機種もあります。
 サスペンドの一番の目的は、省電力です。特にノート型パソコンを電池(バッテリー)で使っているときは重要です。また、パソコンに留守番電話やFAX機能がついている場合、サスペンドで止めておく方が速く再起動できるので、少ない呼び出し回数で対応できるというメリットもあります。
 サスペンドで終了しても、パソコンが機械的に変になることはありません。ただし一日の作業を終えたら「Windowsの終了」で終了する方がいいでしょう。いつもサスペンドだと、ソフトの動作が不安定になることもあるといわれているからです。





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