メニューの横のアルファベットは何を表しているのですか?


ウィンドウズで何か画面を開くと、上の方に操作メニューが表示されますね。たとえば「マイコンピュータ」を開くと、「ファイル(F)」、「編集(E)」、「表示(V)」、「ヘルプ(H)」と並んでいます。そして、各メニューの後ろの(F)や(E)は何を表すのか、という質問です。
 これは「ショートカットキー」という機能を表しています。普通はマウスで行う操作を、キーボードから行うことができます。実際にやってみましょう。「マイコンピュータ」をダブルクリックで開いてください。そして、PC-98シリーズの人はAドライブ(A:)を、そのほかのウィンドウズ・パソコンの人はCドライブ(C:)をクリックしてください。これで、AまたはCドライブが選択された状態になりました。
 次にキーボードの「Alt」キー(98は「GRPH」キー)を押してください。ファイルメニューが反転しましたね。そこで「F」のキーを押してください。ファイルのメニューが出ます。その中のメニュー項目の後ろにもアルファベットがついています。試しに「R」キーを押せば、プロパティが開きます。最初に「Alt」を押した後で「E」や「V」を押せば、編集や表示のメニューが開きます。メニューが反転表示されてからはカーソルキー(矢印のキー)を上下左右に動かしても選択できます。
 ワープロソフトやお絵かきソフトを起動したときも画面上部にアルファベット付きのメニューが出て、同じように操作できます。どのウィンドウズ用ソフトでも基本的に操作方法が統一されているのです。
 このほか「ショートカットキー」には、複数のキーを同時に押して実行するものもあります。「コピー」や「貼り付け」といった操作を、それぞれ「Ctrl」と「C」、「Ctrl」と「V」を一緒に押せば実行できます。どのキーを押せばいいかは、画面上部のメニューを開くと項目の右端に出ています。
 キーボードでできる操作は、ほかにもたくさんあります。マウスに手を伸ばさなくて済むのでたいへん便利です。なおマッキントッシュも、コマンド(〓)キーとアルファベットの組み合わせで、同じように操作できます。





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