カラーパレットの色数って、通常はどれに設定すればいいのでしょうか?
 256色とか「HighColor」、「TrueColor」ってどうちがうの?


「カラーパレット」は次の手順で設定できます。ウィンドウズ95の画面の背景部分を右クリックして「画面のプロパティ」を開きます。
「ディスプレイの詳細」を選ぶと左中央に「カラーパレット」とあって、▼を押すと色数を選べます。
 パソコンの画面は小さい光の点の集まりです。そして256色だと、それぞれの点に対して256種類の色の中から1色が表示されるという意味です。同様にHighColor(ハイカラー)だと6万5536色、TrueColor(トゥルーカラー)だと1677万7216色の中から1色が表示されます。半端な数字ですが、それぞれ2の8乗、16乗、24乗になっています。
 ワープロや表計算ソフトなどを使うときは256色で十分です。色数を多くしてもかまいませんが、パソコンの性能によっては反応が遅くなるかもしれません。簡単な絵を描くだけなら、やはり256色で大丈夫。写真を扱う場合は ハイカラー以上がいいでしょう。CD-ROMやゲームは内容次第。イラスト中心なら256色、写真集などは ハイカラー以上がいいでしょう。
 画面でみる分にはトゥルーカラーは、まず必要ありません。ハイカラーと見分けがつかないのです。パソコンは、トゥルーカラーより色数を増やすことも可能ですが、人間が識別できません。
 なお普通は、ハイカラーを約65000色、トゥルーカラーを約1670万色と表記します。トゥルーカラーをフルカラーということもあります。マッキントッシュのようにハイカラー32000色という設定もあります。





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