ウィンドウズにないマックの機能マックにないウィンドウズの機能は?


 結論からいうと、ウィンドウズとマッキントッシュ(正確にはマッキントッシュ用のマックOS)には、細かな点を比較すればたくさんの違いがありますが、機能的にはほとんど差がないと考えていいでしょう。
 たとえばソフトを起動するとき、ウィンドウズ95は通常、画面左下の「スタート」ボタンからメニューをたどります。マックは画面右上のハードディスクのアイコンをダブルクリックで開き、フォルダの中のアイコンを探すのが一般的です。ただしウィンドウズ95でも、アイコンからソフトを起動することはできます。また、最近の初心者向けパソコンには、たいていメニューソフトが組み込まれています。その場合は、ウィンドウズでもマックでも同じように、使いたいソフトを一発で起動できます。
 ウィンドウズ・パソコンはマウスボタンが2つ、マックはひとつです。キーボードも違います。しかし当然、どちらも必要十分な操作はできます。
 対応ソフトや周辺機器も重要です。この点では、ウィンドウズ用の方が種類が豊富で、たいていマック用より安く買えます。といってもマック用も十分に揃っているので、やりたいことができなくて困るということはないでしょう。あえて違いを挙げると、マックはウィンドウズ用フロッピー・ディスクを使えますが、ウインドウズ・パソコンではマック用フロッピーを使えません。
 つまりこう考えてください。駅前に2つのデパートがあるとします。W百貨店は全国チェーンで、品揃えも豊富。一方のMデパートは、規模は及ばないながら洗練された雰囲気で人気があります。売り場構成や扱っているブランドも違います。しかし、どちらのデパートでも、婦人服も紳士服も日用品も食品も買えるはずです。
 ウィンドウズとマックの関係もこれと同じようなことが言えます。では何を基準に選ぶかというと、デパートと同様、どっちがより自分の感覚に合うかです。そのためには、できるだけ店頭などで触ってみることです。パソコンを持っている友だちに教えてもらって操作してみるのもいいでしょう。





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