96年8月号の素朴な疑問のコーナーで「ファクスと電子メールの違い」の終わりの方に「バイナリーメールという形式の電子メールを使うと、パソコンで描いたイラストや写真、文字修飾がついた文書を送ることも可能です」とありますが、バイナリーメールとはどんなものですか。

 普通の電子メールは純粋に文字しかやり取りできません。しかし、ワープロソフトで作った文字修飾つきの文書や、パソコンで描いたイラストやソフトも送れれば便利です。これを実現してくれるのがバイナリメールです。
 バイナリファイルとはテキストファイル以外のすべてのファイルです。たとえば、ウインドウズ付属のメモ帳で開くと文字がちゃんと読めるのがテキストファイル。開けない、開けても意味不明な文字が出てくるのがバイナリーファイルです。ワープロソフトで作った文書も、特に指定せずに保存したものはバイナリーファイルになります。
 送受信方法は、パソコン通信ネットによって違います。加入している通信ネットの解説書を見てください。ニフティサーブの場合は、電子メールのコーナーで「0:その他」→「4:アップロード」→「2:バイナリー」と進みます。次のプロトコルは通信ソフトによりますが、「2:BPLUS」が一般的です。次に送るファイル名を指定すると送信が始まります。あとは通常の電子メールと同様です。受け取るときは「4:アップロード」の代わりに「5:ダウンロード」を選んでください。受けたファイル見るには、そのバイナリーファイルを開けるソフトが必要です。





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